暫定G ビズIDプライムアカウントの取得方法
2020年度より、国や自治体の補助金申請に「電子申請」が取り入れられました。電子申請においては、「GビズIDプライムアカウント」というアカウントが必要になります。このアカウントを取得する場合、通常2~3週間かかります。
現在、事業再構築補助金や小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)の募集が始まっており、補助金の締切日までに、GビズIDプライムアカウントの取得が間に合わない場合、「暫定GビズIDプライムアカウント」という暫定的なIDで申請することが認められています。
この記事では、その暫定GビズIDプライムアカウントの取得方法を紹介しています。
暫定G ビズID プライムアカウントとは?
G ビズID プライムアカウントの取得に必要な「申請書及び印鑑証明書・印鑑登録証明書の郵送」と「アカウントの開設に係る審査」を事後的に⾏うことで、即⽇発⾏が可能となるアカウントです。
暫定GビズIDプライムアカウントが利用できる補助金
事業再構築補助⾦、⼩規模事業者持続化補助⾦(低感染リスク型)、国内投資促進事業費補助⾦の3種の申請に限って利⽤できます。したがって、小規模事業者持続化補助金(一般型)では、暫定G ビズID プライムアカウントでは申請できないので注意しましょう。
暫定GビズIDプライムアカウントの申請の方法
以下の⼿順をご確認ください。
① G ビズID のトップページの「gBizID プライム作成」から必要事項を記⼊します。
② 必要事項の「部署名」欄に「特定補助⾦専⽤」という⽂⾔を記⼊して「申請書作成」をクリックします。このとき、部署名の入力は不要です。
申請書の印字、押印、印鑑証明書・印鑑登録証明書の取得、郵送は必要ありませんが、暫定GビズIDプライムアカウントをプライムアカウントに変更する場合は、作成した申請書を印字・押印のうえ、印鑑証明書・印鑑登録証明書とともに郵送しましょう。
なお、実際に補助⾦の交付を受けるには、通常のプライムアカウントが必要となるので、補助金の交付決定日までにプライムアカウントを取得しておきましょう。
暫定GビズIDプライムアカウントは申請からどの程度の時間で発⾏されるのか。
申請直後に承認メールが届くので、そのメールに従って処理すれば、即⽇でアカウントが発⾏されます。
既にプライムアカウントを申請しているときに、同じ申請内容で暫定プライムアカウントを作成した場合、申請しているプライムアカウントについてはどうなるか?
いったん、暫定プライムアカウントの申請が承認され、暫定プライムアカウントとして利⽤可能となります。その後、既に申請されたプライムアカウントの審査が完了した時点で、暫定GビズIDプライムアカウントが通常のプライムアカウントに切り替わります。
まとめ
暫定GビズIDプライムアカウントは、事業再構築補助⾦、⼩規模事業者持続化補助⾦(低感染リスク型)、国内投資促進事業費補助⾦」の申請に限って利⽤できます。暫定プライムアカウントを申請したけど承認メールが送られてこない場合は、何らかの理由で否認されている場合があります。その場合は、申請ステータスが「否認」と表⽰されている場合はヘルプデスクに問い合わせましょう。
なお、承認状況は以下サイトから確認できます。
https://gbiz-id.go.jp/app/prm/srh/list/show
今回はここまで。
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