再構築補助金の交付申請時に提出する経費明細書の作り方
再構築補助金に採択されたあと、「交付申請」という手続きを行い、補助金の使いみちを1円単位で確定させる申請作業が必要となります。このときに提出する資料の一つに再構築補助金事務局のHPからダウンロードする「経費明細書」という資料があります。今回はこの経費明細書の作り方について分かりやすく解説します。
経費明細書とは
経費明細書は、以前は「交付申請書別紙1」という名称でしたが、2023年2月頃に補助金事務局で事務改定があり「経費明細書」という名称に改められました。シートの内容は交付申請書別紙1とほぼ同じなので、交付申請書別紙1の書き方に悩んでいる人も参考にしてください。
経費明細書の書き方
経費明細書を書く前に、補助金の使いみちを確定させるため、すべての使いみちについて見積書を準備しなければなりません。見積書がすべて揃わないと、経費明細書を作成することができません。
見積書が揃ったら、経費明細書の「応募申請時経費明細」というシートを確認しましょう。この明細書のシートでは、再構築補助金に申請したときの経費区分(使いみち)が記載されています。事業計画に変更がない限り、基本的に、このシートに記載されている使いみちについて見積書を取得します。
<応募申請時経費明細>
見積書をすべて取得したら、費目別明細書に内容、購入個数、単価、金額などを記載します。費目別明細書は経費区分ごとに作成する必要があるので、上記の「応募申請時経費明細」の経費区分に該当する費目別明細書に記載していきましょう。
<費目別明細書>
見積書のファイル名を変更しよう
交付申請時には経費明細書と一緒に見積書も提出します。見積書のファイル名についても一定の表示ルールがありますが、次のように「受付番号_経費区分_見積書」といった名称で保存すれば問題ないでしょう。受付番号は、経費明細書をダウンロードしたときのエクセルのファイル名に記載されている「R」から始まる番号となります。
まとめ
交付申請から交付決定がおりるまで早くても1カ月、遅ければ3~4カ月ほどかかります。交付申請を放置しておくと、報告期限までに実績報告が提出できず補助金を受け取れなくなる可能性もあります。再構築補助金に採択されたあとは、できる限り早く見積書を取得して交付申請を済ませておきましょう。
今回はここまで。
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