再構築補助金の実績報告で提出する画像データの作り方
再構築補助金の実績報告時には、申請した事業計画を適切に実施したことを示すための疎明資料として、請求書、納品書、振り込みした通帳などを提出します。その疎明資料の一つに、補助金を使用して実施した工事や購入した物の写真(画像データ)を提出します。この記事では、その画像データの提出方法について記載しています。
画像データはワードファイルに貼り付けよう
結論から言うと、画像データはワードファイルを作って、そこに貼り付けていった方が最も簡単でスムーズに進みます。この方法だと、再構築補助金事務局から修正の指示があったときにも簡単に対処することができます。
画像データを作成するまでのステップ
画像データを作成するまでのステップは次のとおりです。提出方法はPDFとなっているので、最後にPDFに変換して提出しましょう。
1. 使いみちごとに写真を撮影する
まず、補助金を使って実施した工事や購入物それぞれについて写真を撮影します。この段階では写真はデジタル画像として保存しておきましょう。補助事業の手引きには「対象経費ごとに、設置前、設置後、納品時等の画像の提出が必要となる場合があります」と記載されているので、できれば、完成後(機械納品後)の写真だけではなく、工事前(機械設置前)の写真等も撮影しておきましょう。
2. ワードファイルを作成する
ワードファイルで次の項目を記載しましょう。再構築補助金事務局が提供しているテンプレートは写真の下に記載するようになっていますが、上部に記載しても問題ありません。
・管理番号(建物費1など)
・物件名(店舗名や購入した機械の名前など)
・受付番号(Rから始まる10桁の番号)
・事業者名
(作成例)
3. ワードファイルに写真を貼り付ける
ワードファイルに写真を貼り付けます。各写真には、その写真が何を表しているのかを簡単な小見出しやコメントを記入しましょう。何も記載していないと、何の写真を表しているか審査者に伝わらないので、審査がスムーズに通らなくなります。写真の枚数が多いとページ数が多くなりますが、気にしなくても構いません。
4.PDFに変換する
最後にワードファイルをPDFに変換しましょう。ファイル名は「管理番号_画像データ」などにしておけば問題ありません。
その他の留意点
画像データは、工事前と工事後など、ビフォー&アフターを提供することが望ましいです。これにより、今回の補助金を何に使用したか明確になるため審査がスムーズに進行します。写真で撮影できないホームページなどは、画面キャプチャやホームページのURLを示せば問題ありません。
まとめ
以上の手順に従って、実績報告のために必要な画像データを整理して提出しましょう。画像データはほとんどの使いみちで必須の提出書類となっています。事業計画の適切な実施を証明するために欠かせないものなので、漏れのないように撮影するようにしましょう。
今回はここまで。
お役に立てたでしょうか?
起業、融資、補助金などについて知りたいことがあれば、公式LINEからお尋ねください。匿名でのご相談にも広く対応しています。営業や勧誘は一切行いませんので、お気軽にお問い合わせください。
公式LINE:友達登録
https://page.line.me/vwf5319u