学生起業を成功させる!ニッチで起業すべき6つの理由
今、どのようなビジネスで起業するか悩んでいませんか?
webサイトに掲載されている起業アイデアは、すでに誰かが実践しています。また、誰でも思いつくアイデアでは、社会経験や資金力に乏しい学生に勝ち目はありません。
ここでは社会経験や資金力が乏しい学生でも成功できる起業を紹介しています。
本気で学生起業を考えるなら、脳に汗をかくまで考えましょう。学生起業には様々なハードルありますが、決して不可能なことではありません。
4つの起業モデル
4つの起業モデルを知る理由
まず、起業には4つのモデルがあることを知りましょう。ほとんどの起業がこの4つのモデルのいずれかに該当します。起業モデルのことを知ると、ニッチ型のモデルが最も学生起業に相性が良く、勝算が高いことが分かります。また後述する「ニッチで起業すべき6つの理由」をすんなりと理解することができます。すでに「こんなビジネスがいいんじゃないか」と漠然とした起業アイデアを持っている人は、それがどの起業モデルにあたるのか考えてみてください。そのアイデアの様々な課題に気付くことができます。
4つの起業モデル
起業というのは「新しく事業を起こすこと」です。この起業をひとつひとつ分析していくと、起業は次の4つのモデルに分類することができます。
・世の中にない新しい商品・サービスを展開する、いわゆるベンチャー企業
・ある特定のニーズに応えるニッチな起業
・子会社の設立など、ある企業(事業)の系列で始める起業
・飲食店、美容室など資格や経験を活用した地域密着型(生業型)の起業
【起業モデルのマトリクス】
出展:起業家バンク
4つの起業モデルの特徴
ベンチャー企業
未来志向で「こんな商品があったらいい」「こんなサービスがあると面白い」を具現化するタイプの起業です。配車アプリの先駆けとなったウーバー、民泊のAirbnbなどをイメージすると分かりやすいかもしてません。社会に新しい価値観を問いかけるビジネスであり、「ビジネスの推進力」という観点から一人起業に適していません。また相応の資金量も必要になります。多くのベンチャー企業は数人の創業メンバーで構成されており、起業初期に投資家から出資を受けて活動しています。
ニッチ
ニッチの例を挙げると、コスプレ衣装の専門店、観賞用のエビやカニの販売店などです。起業家がその分野について専門的な知識を持っていると、特有のニーズを発見しやすくなります。同時に、その特有のニーズにも上手く応えることができます。
系列型
子会社やジョイントベンチャーなどは親会社と資本関係がありますが、ここでいう系列型は必ずしも資本関係を前提としていません。要するに、相手が大企業であっても、中小企業であってもすでに稼働している企業から仕事を受託するタイプの起業が系列型となります。実際の仕事振りが評価され、発注者となる企業から仕事を任されて起業する人がほとんどです。
地域密着型
飲食店や美容室、医療クリニックなど、その場所に行かないと完結しない商売が地域密着型の起業に該当します。ニッチは購入者が限られますが、地域密着型は商圏が限られます。地域密着型で起業する人たちは資格や勤務経験を活かしてることがほとんどです。
ここまでで
4つの起業モデルの特徴がなんとなく理解できたと思います。ひとくちに起業といっても、同じではありません。これらの特徴をふまえて、学生起業がニッチと相性が良い理由を解説していきます。
ニッチ起業をオススメする6つの理由
理由1.競争に勝てる
ニッチの勝負の分かれ目は「ニッチ分野にいる人達よりも、その分野について詳しいか」です。その分野に詳しいほど特有のニーズを発見しやすくなり、上手く対応することができます。ニッチ分野について人よりも詳しいのなら、社会人起業家が相手でも対等以上に闘うことができます。
理由2.資金力がなくてもビジネス化できる
ニッチは購入者が限られる小さなマーケットです。潜在化しているニーズに応えるモデルですが、ベンチャー企業のように大きなマーケットを対象にしているわけではありません。資金力があるに越したことはないですが、資金がなくとも、人よりも詳しいニッチ分野で、特有のニーズに応えることから始めればいいのです。ニッチは資金力が乏しくてもビジネス化することができます。
理由3.社会経験がなくてもビジネス化できる
ニッチは、系列型のように仕事を評価されたり、地域密着型のように資格や勤務経験を活かしたりして始めるビジネスではありません。社会経験があるに越したことはないですが、社会経験の有無よりも、ニッチ分野の特有のニーズに応えられるか否かの方が重視されます。
理由4.一人で起業できる
ベンチャー企業以外の3つのモデルは「一人起業」でも問題ありません。同じ一人起業である場合、系列型や地域密着型のモデルについては社会人起業家に分があります。ニッチは、社会経験や資金力が勝敗を分ける主要因とならないので、学生起業で一人起業を考えているならニッチを念頭に考えましょう。
理由5.リスクが少ない
ニッチで「一人起業」をすれば従業員の給料等のランニングコストが発生しません。また高額な初期投資をしなくても起業することができます。ニッチは他の起業モデルに比べて資金調達(借金)をせずに起業できるので、ビジネスが上手くいかないときでも比較的簡単に止めることができます。つまり、ニッチは、低リスクで始められ、低リスクで止めることができます。
理由6.競争相手が少ない
ニッチはマーケットが小さいので大企業が参入しづらい分野です。また、学生に比べて社会経験と資金力(資金調達力)を持っている社会人起業家が、社会経験や資金力が武器とならないニッチ分野に参入するケースは少ないといえます。つまり、力のある企業や社会人起業家が競争相手になる確率は低いと言えます。
まとめ
以上で「ニッチで起業すべき6つの理由」の解説を終わります。志を同じくする創業メンバーがいるなら、ぜひ「ベンチャー企業」モデルに挑戦して欲しいですが、ニッチで起業して仕事経験と資金力を積みながら会社を大きくする方法も決して悪くはありません。
今回はここまで。
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