集客できるホームページに進化する8つ戦略
制作会社に依頼してホームページを作ったはいいけど、ほとんど集客に繋がっていない事業者様は、かなり多くおられます。ホームページで集客するためには、ただ漫然と作るだけでは意味がありません。
どうやったらサイトを認知してもらえるか、ホームページを使ってどうしたいかを考えながら活用方法を検討しましょう。本記事では、集客できないホームページが、集客できるホームページに進化するための8つの戦略を紹介します。
1.自信のある商品・サービスに絞って魅力を伝えよう
商品・サービスの内容が良くても、ユーザーに伝わらなければ意味がありません。商品・サービスの魅力をユーザーに伝えられない大きな理由は、大きく2つあります。
1つは、あれもこれもアピールしていることです。あれもこれもできる何でも屋のサービスが、お客様の心に刺さることはありません。2つめは、自社の商品・サービスの魅力を言語化できないことです。まずは、何をアピールするのか、自社の強みを徹底的に洗い出しましょう。
また、会社概要や事業案内、製品のスペックなどの基本情報だけでなく、事業を通して届けたい想いなど、温度のある文を載せましょう。サービスや商品のスペックと企業の想いを掛け合わて、その情報をコンテンツとして乗せれば、ユーザーに魅力が伝わりやすくなります。
2.ターゲットを決めよう
ホームページは、誰に見てもらいたいか想像しながら制作しなければなりません。ターゲットが決まっていないと、コンテンツが曖昧な内容になってしまうからです。コンテンツが曖昧だと、ユーザーは納得して商品・サービスを購入することはできません。
例えば、アパレルであれば、誰が着るか想像しづらい曖昧な服を売れないでしょう。10代に向けた洋服であったり、大人向けであったり、シニア向けであったり、ターゲットごとにファッションが違っています。同じように、ホームページが誰に向けて発信しているのか、その内容が曖昧だと、誰の心にも響きません。
ターゲットを決める時は、ホームページをどんな人にみてほしいか、理想の人物像を思い浮かべてみましょう。性別、年齢、職業を洗い出していけば、おのずとターゲットが見えてくるはずです。本当に情報を必要としているターゲットを見極めてホームページを制作しましょう。
3.ユーザーのニーズを見極めましょう
「あなたのホームページに訪れるユーザーは、どんな情報が欲しているのでしょうか?」
この質問にどのように答えますか?
ホームページの制作にあたっては、ターゲットとなるユーザーが何を求めているかを明確にしないと集客はできません。
ユーザーは、サービスや商品にどのような価値があって、それによって、どのように自分の目的が達成できるかを知りたいと考えてホームページに訪れています。単に、商品情報が羅列されているホームページをみても、ユーザーはどうやって自分の目的を達成できるのか判断できません。その結果、ユーザーはサイトを閉じて、他のページに移ってしまいます。
ユーザーが検索してきた意図まで考えて、その意図に沿ってコンテンツまでの導線を作りましょう!
4.ホームページの目的を決めましょう
「ホームページをみたユーザーにどういう行動を取ってもらうのが理想ですか?」
目的を決めないままホームページを制作していませんか?
問い合わせを増やすことが目的なのか、商品やサービスを買ってもらうのが目的なのか、目的によってサイトの構成やコンテンツの内容が変わります。
ホームページに訪れたユーザーは、何かしらの目的を持って検索しに来ています。せっかくホームページを訪れたユーザーが、目的を達せられずただ来ただけになってしまうのは非常にもったいないです。目的を明確化して、理想の成果を得ましょう。
ちなみに、企業がホームページを作る代表的な目的は、問い合わせを増やすこと、商品やサービスの紹介、サンプルの提供、ファンを獲得するために有益情報の発信、人材の獲得などです。
5.競合他社のページを調べよう
競合他社のホームページを調べずにホームページを制作する事業者様は非常に多くいます。しかし、競合他社がどのようなホームページを作っているかは知る必要があります。
なぜなら、競合に勝つための対策、とくに差別化を図るために重要だからです。
競合が優れている商品・サービス(コンテンツ)を洗い出しながら、明確に差別化をしていきましょう。
競合他社のサービスと自社のサービスが比較されたときに、自社のサービスを選ぶ人が自社のターゲットとなります。上述の戦略2~5は、単体で検討するのではなく、同時並行で検討した方が、より効果的です。
6.web広告をしよう
ホームページの存在を知ってもらう努力をしない事業者様が非常に多くいます。ホームページがあることを知ってもらうためには、発信し認知を広める必要があります。
もし予算があって、すぐに検索エンジンの上位に表示させたいのであれば、リスティング広告がおすすめです。リスティング広告を利用すれば、特定のキーワードを検索したユーザーにアプローチをかけることができます。リスティング広告は、少額の予算からできるので、無理のない範囲で始めることもできます。
また、自社の公式SNSがあれば、SNSでも情報を発信しましょう。SNSは拡散力が強いので、認知度を上げるのに効果的です。ユーザーの興味を引く投稿をしなければならないので、ある程度のノウハウや知識が必要ですが、上手く活用できれば効果は絶大です。
7.SEO・MEO対策をしよう
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、 検索エンジン最適化のことを言います。SEO対策を軽視する人も増えていますが、やはりSEO対策は必要です。SEO対策をしっかり施せば、ユーザーが関連キーワードを調べたときに検索の上位に表示されやすくなります。上手く活用すれば、web広告費を出さずに、自社の商品・サービスを多くの人に知ってもらうことができるでしょう。
SEO対策として、まず、検索キーワードの選定、コンテンツ、リンクの3つを意識しましょう。
大まかですが、SEOの手順としては、以下のとおりです。
①自社のサービスを必要としているユーザーが、どんな検索ワードを使うかを考えて選定しましょう。
②キーワードを選定したら、コンテンツとなるタイトル、見出し、本文に盛り込んでください。
③キーワードを盛り込んだうえで、誰にでも意味が通じるコンテンツを掲載しましょう。
④キーワードが入ったコンテンツがあるページにリンクがつくと、検索順位が上がります。被リンクは、サイトの質が高まると自然についてきます。
MEOについては、こちらを参考にしてください。
MEOは効果ある?MEOを始める前に知っておきたい5つのこと
8.ホームページを改善し続けましょう
どんなにいいホームページを作ったとしても、作ったまま放置していたら集客には繋がりません。ホームページは作ってからがスタートです。ブログやオウンドメディアの記事作成や、ページの情報であるコンテンツを最新の状態に更新し続けましょう。
更新されていない会社のホームページを見たら、会社が機能しているかユーザーは不安になりますよね。会社が機能していないとユーザーに判断されたとしたら、サービスの利用には決して繋がりません。
ホームページを改善し続けて、よりユーザーが使いやすいサイトを構築することはとても大事なことです。定期的にホームページの情報は更新しましょう。また、コンテンツの内容を改善し続けると、Googleに有益なサイトと見なされ、検索順位も上がるのでSEO対策にも効果的です。
まとめ
ホームページにアクセスがなければ、サービスを知ってもらうことはできません。仮に、アクセスだけを集めたとしても、集客できるホームページになっていなければ、売上には繋がりません。せっかくホームページを制作したので集客に繋がらなければ、かけたお金も時間ももったいないですよね。今回紹介した8つの戦略を参考にして、自社のホームページ制作にぜひ活かしてください。
今回はここまで。
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