起業家バンクでは、資金調達を検討している人に資金を出す側(出資者や金融機関)の事情を学ぶことを勧めています。なぜ資金を出す側の事情を知っていた方がいいのかというと、それは、資金を出す側の事情を知ることが、スムーズな出資・融資を受けるコツだからです。この記事では、資金を出す側の立場で「出資と融資」を解説しています。 出資 出資とは? 出資とは、資…
事業計画書を自分のために作るのであれば自由に作ってもいいですし、書き方も自分の好みでいいと思います。しかし、投資家や金融機関といった取引先に見せるための事業計画書であれば、少し視点を変えて取り組む必要があります。 事業計画書を書くときの心構え 事業計画書には決まったひな型というものはなく、この内容を書かないといけないという取り決めもありません。そ…
会社を設立したときのメリット メリット1.節税効果が高い 会社を設立する最も大きなメリットは「節税効果の高さ」です。 節税メリットの例は次のとおりです。 ✓ 家族で所得を分散することができる 個人事業主でも所得分散は可能ですが色々な制約があります。 一方、会社であれば、個人事業主よりも制限が少なく自由に給与を払うことができます。 一…
取締役会とは 取締役会とは、会社の重要な業務に対して意思決定を行う取締役3名以上で構成される組織です。取締役会を設置する場合は、監査役を1名以上置くことが義務付けられています。 つまり、創業メンバーが4名以上(取締役3名+監査役1名)いるときは、取締役会を設置するか、または非設置とするか、選択することができます。 取締役会を設置する場合は、その…
株式会社を設立するときは「株式」に関する様々なことを決めなければなりません。株式の譲渡制限や発行株式数、発行可能株式総数の決め方などを確認しておきましょう。 譲渡制限株式とは? 譲渡制限株式とは「自由に第三者に譲渡することができない株式」のことです。 本来、株式は何の制限もなく譲渡することができます。しかし、会社にとって望ましくない第三者に株式…
会社を設立するときは、会社がどのような事業を行うのか、あらかじめ会社の活動範囲(=会社の目的)を決める必要があります。会社の目的の書き方やポイントを確認しておきましょう。 会社の目的とは? 会社を設立するとき、会社がどのような事業を行うのか、会社の活動範囲(=会社の目的)を決めなければなりません。会社は、会社の目的に記載されていない事業は行うこと…
多くの起業家が店舗や事務所の外構工事・内装工事を行います。そのとき必ず直面するのが「見積書の金額が本当に妥当なのか?」という問題です。 起業家ではなくとも、相応の専門知識と業界情報に詳しくない限り、見積書が適切かどうかを判断することは難しいと思います。たとえインターネットで見積書の見方を調べたとしても、大半の起業家は分からないままでしょう。 …
会社は決算月を自由に決めることができます。 自由に決めることができるからこそ、決算月は戦略的に決めなければなりません。 決算月を決めた後も不都合があれば変更できますが、 手間と費用が余計にかかってしまいます。 「こんなこと考えていなかった!」となる前に 決算月を決めるときのルールを確認しておきましょう。 決算と…
会社を設立するときは「公告方法」を決めなければいけませんが、公告方法は何を基準に選べばいいのでしょうか。 それぞれの公告方法のメリットやデメリットなどを確認しておきましょう。 <目次> ✓公告とは? ✓決算公告と法定公告 ✓公告の方法 ✓公告の費用 ✓情報開示に関する取り決め ✓公告の登記 ✓結局、どの公告方法が…
脱サラ起業家は、退職前と同等以上の報酬を貰い続けない限り、将来に受給する老齢年金が減少します。いわゆる公的年金の2階建て部分である厚生年金が減少するためです。 個人年金の加入が起業家の老後を支える大切な選択肢の一つであることは間違いありません。ここでは起業家の目線から見た「個人年金」について分かりやすく解説します。 個人年金とは 個人年金と…