家事や育児の合間に「ちょっとお小遣いを稼ぎたい」「資格や特技をいかして貯蓄を増やしたい」と考える主婦の方が急速に増えています。 そのときに知っておきたいことは、 いわゆる「103万円の壁」「130万円の壁」と呼ばれるものです。 この機会に、主婦の起業・副業とこれらの壁の関係について整理しておきましょう。 <目次> …
ランニングコストを削減するため、税理士を頼らずにスタートする起業家は数多くいます。小規模企業共済は、そんな起業家が抑えておきたい大切な制度の一つです。 小規模企業共済は、個人事業主でも会社の代表者でも簡単に行える節税対策です。 <目次> ✓小規模企業共済とは ✓小規模企業共済のメリット ✓小規模企業共済のデメリット …
扶養家族になるための条件 基本的に起業後の収入が130万円未満であれば、家族の扶養に入ることができます。 しかし、扶養者(扶養する側)の同居・別居の違いによって細かい要件が加えられています。なお、ここでいう家族とは「3親等以内の親族」になります。 同居・別居の違いによって変わる扶養の要件 下の図の親等図を確認してください。図の中の数字が「親等数」…
起業家と貸主の間で結ばれる賃貸借契約は、事業者間の取引になると考えられており、消費者契約法10条が保護する取引に該当しない可能性があります。 借主が一般の消費者であれば無効となる特約も、事業者間の取引であれば契約自由の原則によって有効な特約となりえます。 また賃貸借契約の内容によっては、許認可の取得など事業の運営に影響を及ぼす可能性があるため…
社会保険とは? 厚生労働白書(2012)によると、社会保険とは、「誰しも人生の途上で遭遇する様々な危険に備えて、人々が集まって集団(保険集団)をつくり、あらかじめお金(保険料)を出し合い、それらの保険事故にあった人に必要なお金やサービスを支給する仕組み」となっています。 つまり社会保険とは国が運営する強制加入の総合保険のようなものです。 社会保…
(この記事は2020年1月に更新されました) 会社を退職して起業を検討している人へ。 自分は失業保険を貰うことができないと思っていませんか? 結論から言うと、 求職活動と並行して、創業の準備・検討をする場合は、 失業保険の受給対象となります。 この点は後ほど詳しく解説します。 また厚生労働省で創業支援(助…
(この記事は 2018年1月 に更新されました) 会社員から独立・起業する人は、健康保険や年金の移行手続きが必要です。 転職のときは転職先の会社が手続きをしてくれますが、独立・起業の場合はすべて自己責任で行わなければなりません。 しかし移行手続きといっても、よく分からないですよね。 &nbs…
近年、「私も稼いでみたい」「もっと自分らしく生きたい」といった気持ちから、起業を考える専業主婦の方が増えています。主婦が起業する場合は、過去の勤務経験を活かした起業や自分の趣味を活かした起業などが人気です。しかし、専業主婦から起業する場合、起業することによって、年金や健康保険にどのような影響があるか知っておいた方が良いでしょう。この記事では、自営業の…
退職する前に使っていた健康保険は、資格喪失日(=退職日の翌日)から使用できなくなります。日本には国民皆保険という制度があるため「健康保険には入らない」という選択肢はなく、退職後は、どこかの健康保険に必ず加入しなければなりません。 移行できる健康保険の種類を確認しよう! 次のフローチャートを使って、どの健康保険制度に移行できるか確認しましょう。選択…