主婦の起業はローリスクなニッチ起業がおすすめ
「パートの仕事だけじゃ面白くない」
「家事だけじゃなく、社会に関わる仕事がしたい」
「もっと自分らしく生きたい」
こう考える主婦の方が「起業」を目指して頑張っています。しかし起業や経営についての知識・ノウハウも不安ですし、いきなり借金して起業するのは難しいですよね。それならローリスクな「ニッチ起業」で始めませんか?
この記事では「ニッチ起業をすすめる理由」と「ニッチビジネスの探しかた」を解説しています。
ニッチ起業
ニッチ起業とは
起業というのは「新しく事業を起こす」という意味ですが、ひとくちに起業といっても全て同じではありません。たとえば地域密着型の美容室とグローバルに展開するIT起業では起業方法や経営ノウハウが違いますし、リターンやリスクの大きさも全然ちがいます。このように起業をひとつひとつ分析していくと、いくつかのタイプに分けることができます。そのうちの一つが「ニッチ起業」です。
ニッチ起業の特徴
ニッチの例を挙げると、コスプレ衣装の専門店、観賞用のエビの販売店、病児のみを預かる病児保育などです。いずれも購入者(利用者)が限定される小さなマーケットなので、小さくピンポイントに始められます。小さく始められる分、ローリスクです。
起業する人が、その分野に特化した知識・経験を持っていると、特有のニーズを発見しやすくなります。同時に、その特有のニーズにも上手く応えることができます。
ニッチ起業した人の特徴は、「人より詳しいこと」をビジネスにしたところです。この特徴をふまえて、主婦の起業がニッチ起業と相性が良い理由を説明していきます。
ニッチ起業をすすめる理由
理由1.競争に勝てる
ニッチの勝負の分かれ目は「一般の人よりも、その分野について詳しいこと」です。その分野について人よりも詳しいのなら、競争相手が誰でも対等以上に闘うことができます。
理由2.資金力がなくてもビジネス化できる
ニッチは購入者が限られる小さなマーケットです。資金力があるに越したことはないですが、大きく始める必要はありません。ニッチな分野で、特有のニーズに応えることから始めればいいのです。
ニッチは資金力が乏しくてもビジネス化することができます。
理由3.社会経験がなくてもビジネス化できる
資格や勤務経験を活かして始めるビジネスは、どうしても仕事を上手にできる人や勤務経験が長い人が有利になります。できれば、このような人たちと同じ土俵で闘うのは避けたいところです。ニッチ起業は特有のニーズに応えられるか否かの方が、社会経験の有無よりも重視されます。そのため社会経験がなくてもビジネス化することができます。
理由4.一人で起業できる
ニッチは「一人起業」でも不利になりません。マーケットが小さいので起業時はむしろ一人の方が適しています。
理由5.ローリスクである
ニッチで「一人起業」をすれば従業員の給料等のランニングコストが発生しません。また高額な初期投資をしなくても起業することができます。ニッチは資金調達(借金)をせずに起業できるので、ビジネスが上手くいかないときでも比較的簡単に止めることができます。つまりニッチは、ローリスクで始められ、ローリスクで止めることができます。
理由6.競争相手が少ない
ニッチはマーケットが小さいので大企業が参入しづらい分野です。また社会経験と資金力(資金調達力)を持っている起業家が、社会経験や資金力が武器とならないニッチ分野に参入するケースは少ないといえます。そもそもニッチ分野のニーズを一般の起業家が気付くことは、まずありません。つまり力のある企業や起業家が競争相手になる確率は低いと言えます。
理由7 扶養家族の範囲内で起業できる
起業後の年収が130万円を超えると扶養家族から外れてしまいます。ニッチ起業は小さく始めることができるので、軌道に乗るまでは夫の扶養家族のままでいることができます。扶養の範囲内で起業できるところも、ローリスクで安心できる点です。
まとめ
以上で「主婦におすすめのニッチ起業」の解説を終わります。ビジネスのタネが見つかったら、それをビジネスのモデルにする作業が始まります。その知識・ノウハウは起業や経営を学んで身につけましょう。
今回はここまで。
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